マグネシウムには、腸を元気にする働きがあります。
マグネシウムが多く含まれる食品として、一時期注目を浴びた「にがり」があります。
にがりは海水から採れる自然食品なので、安心して口に入れる事が出来ます。
にがりは液体状でドラッグストア等で売られていますが、そのまま飲んではとても苦くて飲めません。
そこで、コーヒーや、紅茶等、日頃飲んでいる飲み物に数滴入れて飲んだり、料理に使用する事が出来ます。
あまり多く入れてしまっては、料理の味が変わってしまうので、入れる量は数滴が適量になります。
ご飯を炊く際にも、にがりを数滴入れる事でツヤツヤとした炊き上がりになりますし、便秘の解消にもなります。
ご飯にも便秘解消の元となる、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれているので、にがりと一緒に炊く事で腸を健康的に保つ事が出来ます。
ご飯を食べる際には、おかずが必要になりますが、おかずは出来るだけ、塩分や糖分を控えた料理にした方が良いです。
塩分や糖分を摂り過ぎてしまうと、腸の動きが鈍ってしまいますし、せっかくにがりから摂取したマグネシウムの働きを邪魔してしまう恐れがあります。
1日に必要な食塩の量は、意外と少ない物なので、日頃の食事での塩分には注意する事が便秘解消の近道となります。
にがり以外にマグネシウムの多い食品として、注目されているのが、わかめやひじきです。
特に、ひじきには便秘解消に効果的な食物繊維が多く含まれているので、毎日食べる事で腸がどんどん元気になります。
ひじきご飯にしたり、塩分や糖分控え目のひじきの煮物等をおかずにして、ご飯を食べると、便秘解消効果の他にも、美肌等の様々な美容効果が期待する事が出来ます。