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動物から学ぶ便秘の仕組み

人間は他の動物に比べて便秘になる比率が圧倒的に高いです。
体は健康そのものなのに、便秘になる生き物は人間だけといっても良いくらいです。
なぜ人間は便秘になるのかというと、本来の動物の自然活動に反した生き方を選んでいるからです。
普通、動物は食べ物を探す際には山道を歩きまわりますし、しっかりとした運動をします。
人間の場合は車や電車を使ってコンビニに行き、ロクに運動をせずに食物を手に入れて食べます。
本来は動き回る、食べる、便をするというサイクルで動物の体が作られているのに、動き回る事を放棄した人間の腸内環境はボロボロになってしまいっています。
餌を探す際に歩いたり、体をひねったりする事で腸の筋肉を動かして腸の蠕動運動を活発にします。
しかし、動かない事で腸の筋力が弱まり、蠕動運動がストップした所に食品を食べる事で便秘が起こってしまいます。
便秘知らずの動物から便秘解消方法を学ぶとするならば、食べる前には必ず運動をする事を心掛けると良いです。
他にも、動物が便秘知らずの理由として腹分目に抑える本能があるからだと言えます。
動物を見ていてもどんなに食べ物があったとしても全て食べる事はしませんし、体のサイズの割には1食で大量に食べる事はしません。
人間の場合はお腹が痛く成る程食べてしまうので、腸や胃の消化が追いつかなくなり便秘になってしまいます。
もうちょっと食べたいなと感じるくらいが丁度良いとされていますし、食べたいと思っても食べ物がゆっくりと胃や腸に届く事で数十分もすれば満腹中枢も刺激されるので食べたくなくなります。
動物に学んでしっかりと運動をして、暴飲暴食を控える事で健全な腸は守られていきますし、便秘の予防に繋がっていきます。