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痔による便秘

痔が原因で便秘が引き起こされるケースもあります。
痔になってしまうと、排便の際に苦痛を伴ってしまう事が多いので自然と便を我慢してしまいます。
そして、我慢した便は引っ込んでしまい便意を失って腸の中をさまよってしまいます。
排出されなかった便は水分を吸収されてどんどん固くなっていきますし、悪玉菌を増やしていきます。
固くなった便は腸の蠕動運動の邪魔をしますし、次に作られる便の通り道を邪魔し、渋滞の様にしてしまいます。
しかも便が固くなるという事は、排出する際に肛門をより傷つけてしまい、痔を悪化させてしまいます。
それに固い便を排出する時の痛みはとてつもないもので、より排便に対する恐怖感を助長させます。
まず便秘に苦しんでいる方で痔に悩んでいる方は、痔の治療を先に終わらせて置くと効率良く治療が出来ます。
痔は恥ずかしいというイメージがありますが、最近では若い方でも悩む方が多いですし、女性の患者さんも大勢います。
痔を治療する専門の病院もあるので、もしも排泄の際に痛みがあるのならばすぐに病院へ行く事が大切です。
昔の痔の治療は、とても苦痛や恥を伴いもので敬遠されていましたが、最近では幹部に注射を打つだけの治療方法があります。
注射といっても痛くないタイプの物が多く、排泄や日常生活の痛みの方が苦痛な場合が多いです。
痔の治療は肛門科で相談する事が出来ますが、便秘の治療も肛門科で診てもらう事が出来るので、同じ先生に相談すると処方薬を出してくれます。
肛門科へ行けば痔の治療と便秘の治療を出来るので一石二鳥で済ませられますし、治療の手間も半分にする事が出来ます。
痔を改善させる事で排便の苦痛が無くなり便秘も改善していきます。