1週間以上も出ない頑固な便秘の場合は、浣腸を使って無理やり出してしまうのも一つの手です。
しかし、浣腸だけに頼ってしまうと浣腸を刺さなければ便が出なくなってしまうので非常に面倒ですし、腸にとっても良くありません。
腸内には善玉菌の様な必要な菌もいるので、毎回浣腸をさしてしまうと善玉菌がいなくなってしまい、腸がボロボロになってしまいます。
なので、ほどほどに浣腸を刺すタイミングを見計らって行う事が大切になります。
いくら便秘解消に良いとされる運動や、ストレッチ、食事等をしても便が出ない場合はやむを得ず浣腸をする事は良いです。
しかし、食習慣等を改善する努力をせずに浣腸だけで便を出す事だけを考えてはとても危険です。
浣腸を刺して腸をスッキリさせたら、次に腸にとって栄養になる食品を沢山送ってあげる事が大切になります。
便秘を引き起こす腸は善玉菌よりも悪玉菌の方が圧倒的に多いですし、腸内環境は荒んでいます。
なので、善玉菌を増やすとされる乳酸菌食品や、乳酸菌飲料を多く飲む事が大切になります。
他にも食事や運動、ツボ押し等もすると良いです。
浣腸をしたからもう便秘は大丈夫だと思わずに、浣腸をして便を出してやっとスタートラインに立ったと思った方が良いです。
リセットにしてゼロになった腸を、1からトレーニングで立て直す事を意識すれば、便秘も改善に向かわせる事が出来ます。
様々な方法を試して、どうしてもまた便が腸内で停滞しているなと感じたら、最終手段として浣腸をするようにすると良いです。
浣腸だけに頼るのではなく、浣腸と上手に付き合っていく事が腸にとっても、自分の心や体にとっても非常に良い事なのでお薦め出来る方法です。