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心理的な便秘の仕組みと原因

便秘には心理的な問題が関わっていますが、その原因として過敏性腸症候群があります。
過敏性腸症候群ととても重大な病気の様に感じて、自分とは無縁の問題だと勘違いする方が居ますが、実は知らず知らずのうちに過敏性腸症候群になっている方が居ます。
まず自分が過敏性腸症候群なのかどうかを知るには、まず便秘になる時の自分の心理状態を把握する事が大切になります。
例えば、旅行に行った時に限って便秘になってしまう方、明日重要な仕事や試験、会議がある日に限って便秘になる方は、間違い無く過敏性腸症候群を引き起こしています。
なぜ旅行や緊張した時に便秘になるのが過敏性腸症候群なのかと言うと、そもそも過敏性腸症候群という病気は緊張や不安な心理状態に置かれた時に腸の動きが止まってしまう症状を言います。
他にも慢性的なストレスや、生活で起こる様々な心理トラブルにも影響して発症してしまいます。
過敏性腸症候群は自分では中々直しづらい病気です。
深呼吸して心をリラックスして落ち着かせる方法がありますが、それでも不安な気持ちに侵されている方の場合は腸を再び元気にする事は出来ません。
もしも、こういった過敏性腸症候群の症状に当てはまる方がいる場合は、すぐに病院で検査を受けると良いです。
場合によっては不安な気持ちを落ち着かせてくれる薬や、腸に優しい漢方薬を処方してくれる事もありますし、病院の先生によってはカウンセリングによる治療をしてくれるケースもあります。
便秘は心理的な原因や、過敏性腸症候群の様な病気が関わっている可能性も十分にあるので、自己判断で勝手に下剤や便秘薬を服用せずに、お医者さんに相談に行く事も大切ですし、腸を守る事に繋がります。