便秘の仕組みとして、食べ物が便秘を助長させてしまっているケースがあります。
便秘になってしまう食べ物の一つとしてお肉があります。
日本人は和食が中心だったので、和食に適した腸の長さをしています。
日本人が胃腸や腸が弱くなり始めたのが、欧米からの食物が入ってきた時代からです。
洋食の方がとても美味しいですし、食べごたえがありますが腸に良い食事ばかりではありません。
和食の場合だと、穀物、野菜、魚、加工食品、発酵食品ですがその殆どが腸にとって良い食事でした。
和食中心の食事をしていた時代では便秘や胃痛に苦しむ方が今よりも多くありませんでした。
食の欧米化に伴い、肉料理を中心に食べたり、味付けの濃い食事を好む事により、日本人の腸では消化が追いつかなくなり結果的に便秘が引き起こされます。
お肉は食べる時はとても美味しいですが、消化に掛かる時間がとても長いですし、腸はお肉1つの為に沢山仕事をしなければなりません。
そのうちに腸が疲れてしまい、便も溜まってしまうので蠕動運動が阻害されてしまいます。
お肉は良質なたんぱく質を摂る事が出来ますが、それ以上にカロリーも多いですしコレステロールも高いです。
お肉ばかり食べてしまうと便秘だけでは無く肥満の原因にもなりますし、あまりよくはありません。
体力アップに週に1度程度食べるのなら良いですが、毎日食べてしまうと必ず体調に異常をきたしてしまいます。
便秘の予防をする為には、和食中心の料理が良いです。
お肉を食べないとタンパク質が摂れないと思っている方も居ますが、タンパク質は大豆や豆腐からも摂る事が出来ます。
それに魚もタンパク質やカルシウムも一緒に摂る事が出来てとてもヘルシーで健康的なのでお薦めです。