便秘と歯の健康は一見繋がりが無い様に思えますが、実はとても深い繋がりがあります。
仕事や学業が忙しく、虫歯があっても放置する方が非常に多いですが実は虫歯は便秘になる原因を秘めています。
虫歯になった歯は痛みを伴いますし、良く噛んで食べない習慣が身に付いていきます。
口内の唾液も立派な消化器官ですし、歯も食物を消化されやすくする際には重要な事です。
虫歯になってしまうと必要な唾液の分泌が制限されてしまいますし、食べ物を消化しやすい大きさに砕く前に腸に送る事になってしまいます。
虫歯の菌についても放置する事で全身に回ってしまう恐れがありますし、虫歯の菌が腸内環境を悪くする危険性も考えられます。
虫歯を放置する事で、顎の神経や脳にまで虫歯が到達してしまう恐れもありますし、炎症を起こす事で顏が腫れてしまう恐れもあります。
右の奥歯が虫歯になってしまい、左側だけで噛む癖が付いてしまうと、正常に左右の唾液腺から唾液が分泌されにくくなりますし、危険になります。
良く噛まずに食べる事で満腹中枢が刺激されづらくなりますし、暴食してしまう事でも便秘の原因となってしまいます。
口も重要な消化器官として、虫歯がある場合は必ず治療を優先する事が大切になります。
もしも胃が荒れてしまい、胃潰瘍になった場合、腸も同時に異常をきたす場合が多いのと同じで、口も虫歯等の症状がある場合は胃や腸を傷つける原因となってしまいます。
虫歯治療をして健康的な歯にする事で、しっかりと噛んで食べる癖が付きますし、唾液も正常に機能する事で食べ物を腸内で分解、処理しやすくなり便秘の解消に繋がります。
口、胃、小腸、大腸と食物が通るので、入口である口内の虫歯の治療は大切です。