便秘に悩んでいる方の多くは女性です。
女性は男性と違い、内臓脂肪を溜めやすい体質の方が多いです。
一見痩せている様に見せても、内臓脂肪が基準値よりも多い方が多いです。
それを隠れ肥満と言いますが、目で見て分かる事では無いので中々自分でも気づきづらいのが特徴です。
隠れ肥満の方は目に見えて太っている人よりも厄介ですし、便秘を引き起こす可能性が高いのも隠れ肥満の方です。
隠れ肥満の方は、腸の周りにだけ脂肪が付きやすい体質の方が多いので、腸の蠕動運動を邪魔して、便秘の症状が出ます。
自分が隠れ肥満かどうか知る方法として、体脂肪計があります。
体重計はどの家庭にもありますが、体脂肪率計はまだ普及していません。
しかし、実際の身長と体重よりも体脂肪の比率を知る方が大切になっています。
体重は筋肉や骨格、内臓そして脂肪の合計の数値です。
人によっては筋肉の量が重く、脂肪の量が少ない方も居ます。
同じ160センチ50キロの方でも、筋肉質なのか、逆に筋肉が少なく脂肪が多い方なのかで変わってきます。
身長と体重が平均でも、片方は健康的で、片方は隠れ肥満になっている可能性も高いです。
そこで、体脂肪率系で体脂肪を把握する事で、自分は隠れ肥満かどうか、内臓脂肪を溜め込み易い体質なのかどうかを知る事が出来ます。
女性の場合は大体体脂肪が25%以上の場合は肥満と言われています。
もしも25%以上体脂肪がある方は、腸の周りに付いた脂肪が腸の運動を邪魔している可能性が十分に考えられます。
なのでその脂肪を落とす必要があります。
脂肪を落とすには、食事制限よりも運動が大切です。
ストレッチをして脂肪を落としやすい体を造り、有酸素運動でじっくり脂肪を燃焼させる事が便秘解消への道となります。