柔軟によって腸を刺激する事で、簡単に便を出す事も出来ます。
便秘に悩む方は基本的に通勤、通学以外は動かない方が多いです。
しかし、人間は動物なので本来は運動をするように体が作られています。
運動をしない事で便秘等の様々な生活習慣病に繋がっていきます。
人は動かないとどんどん体が硬くなってしまいます。
活発に動いていた子供の頃と比べて、体が硬くなったと感じる方がいるのはその為です。
硬くなった体をしっかりと柔らかくする事で、便秘を解消する事が出来ます。
まず便秘によく効くお腹周りの柔軟方法を伝授したいと思います。
まずベッドの上で膝立ちをします。
その状態から、背筋を伸ばして上体を後ろに倒します。
この時無理はせずに、痛い所で止めて、一度上体を元に戻して休憩します。
心拍数が落ち着いてきたらまた上体を後ろに倒す運動をします。
1日に5分程度するだけでも、お腹や胸周りの筋肉がほぐれてきますし、腸を動かす事が出来ます。
それに、上体を後ろに倒した状態から、元の姿勢に戻る時にはお尻やお腹の筋肉を使うので、排便する時の力を身につける事も出来ます。
膝立ちの状態で完璧に両手を後ろの地面に付ける事が出来たら、次は立った状態で上体を後ろに倒す運動をします。
人は日中どんなに体を柔らかくほぐしても、寝ている間に硬くなってしまうものです。
なので、柔軟をする場合は早朝がオススメです。
よくお風呂上がりに柔軟をしろという教えがありますが、それは体が硬い初心者向けの教えであって、本当に体を芯から柔らかくしようと思うのならば朝起きてすぐの柔軟が効果的です。
柔軟運動はキツいですし、地味なものですがコツコツと続けていく事で便秘を解消する事が出来ます。