便は固形物なので、主成分として食べ物のカスが殆どだと思われていますが、実際は7割から8割程度は水分です。
健康的な便を作る際に必要になるのはまず水分となります。
最近はペットボトルを持ち歩く方も増えてきましたが、出来たらこまめに水分を摂取する事が大切になります。
水分の摂り方としては、一気に数リットル飲むのでは無く、ちょびちょびと数分置きに飲むのが便秘解消に効果的と言われています。
一気に飲んでしまうと、しっかりと吸収されずに余分な水分として排出されてしまいますし、腸がビックリして下痢になる危険もあります。
下痢になってしまうと必要な栄養素まで体の外へ流れ出てしまう危険性があるので注意が必要です。
水を飲みたくないなと思っても、口に含むだけでも違いますし、もしも一口飲んでこれ以上飲みたくないと思えばそれ以上は飲む必要はありません。
人間は何もしていない時でも筋肉や神経が動いていますし、水分も消費されています。
もしも長時間水を飲まずに過ごした場合、腸内もカラカラになってしまいますし、便を作成する際に必要な成分が無く、便が硬くなって便秘になる危険性もあります。
コーヒーで水分を補給する方も居ますが、午後のコーヒーはカフェインの興奮作用によって夜に眠れなくなる危険もありますし、カフェイン自体腸にとって好ましくありません。
夜に眠れないと腸や肌にとって良くありませんし、コーヒーは出来るだけ午前中に飲むのが良いです。
出来ればお茶をペットボトルや水筒に入れて定期的に飲むのが効果的ですし、中には便秘に効くように開発された便秘茶という商品も出回っているので、水分補給と同時に腸内環境を整える事が可能になるのでお薦めです。